「さよなら原発枚方の会」の宣伝で訴える   

 今日は、「さよなら原発枚方の会」の定例宣伝の日です。毎月、第1・第3金曜日におこなわれていますが、今日も参加し、新潟知事選挙の勝利は柏崎刈羽原発の再稼動を認めないという県民の審判だと訴えてきました。
 私はつくづく思いますが、原発というのはまだまだ未完成の技術です。一番は放射能問題をどうすることもできないからです。原子核を分裂させたり、融合させたりすれば、とてつもないエネルギーをつくりだすことができます。同時、それと引きかえに放射性物質を人口的につくりだしてしまいます。α線β線γ線など放射線を人間は処理する技術を持っていません。放射線は煮ても焼いてもなくすことはできません。放射線が少なくなるまで、何十年、何百年、何千年、何万年と気の遠くなるような時間を待つしかありません。それまでは、人体に重大な影響を与え続けます。こんな未完成の技術にもとづく設備は、つくることも動かすこともしてはなりません。原子力を本当に利用するというのであれば、放射能技術を完全に完成させてからにすべきです。「儲け第一」で進めたきた原発も、鹿児島県知事選挙、新潟知事選挙と、いよいよ住民の厳しい審判を受けつつあります。本気で「原発ゼロ」の日本を実現しなければなりません。