「戦争法廃止、憲法守れ、枚方実行委員会」の宣伝に参加  

 昨日、10月19日で「安保法制」が強行されて、1年1ケ月が経ちました。枚方市駅前南口ロータリーで「戦争法廃止、憲法守れ、枚方実行委員会」の宣伝行動がおこなわれ、そちらに参加しました。
 いま、安保法制は全面的な運用段階に入ろうとしています。安倍首相は9月に自衛隊幹部を前に「いまこそ、実行の時だ」と号令をかけましたが、南スーダンに派兵している自衛隊のPKO活動に、戦争法にもとづく新たな任務を付与しようとしています。駆けつけ警護という任務拡大ですが、ただの警護ではありません。任務を遂行するために、武力行使を可能にするというものです。これまで武力行使が認められていたのは、自らの命に危険がせまり、自己防衛のための武器使用だけでした。それが、警護という任務を遂行するために、武力行使ができるようになるわけです。
 現在、南スーダンは政府側と反政府側の激しい武力紛争が起きています。7月には住民を巻き込んだ大規模な戦闘が起こって民間人数百人が死亡し、先日も60人が死亡したと報道されています。安倍首相は、こうした南スーダンの情勢をどう見ているか。「7月に発生した事態は、武力紛争とは考えておらず、現地の情勢は比較的落ち着いている。PKO参加5原則は一貫して維持されている」と言っているではありませんか。こんな認識のもとに、戦争法を発動し、武力行使を持って参加すれば、「殺し殺される」事態になることは、火を見るより明らかです。戦争法の発動を中止し、南スーダンから自衛隊を撤退されるとともに、戦争法そのものを廃止していかなければなりません。

枚方市駅南口前で通行人にビラを手渡す