3・13重税反対全国統一行動に参加

 今日、枚方交野民主商工会や寝屋川民主商工会などが中心となって開催された、3・13重税反対全国統一行動、枚方・交野・寝屋川市民合同集会に参加しました。
 この集会は毎年この時期に開催されており、5年前は東日本大震災福島原発事故が起こった3月11日に開かれました。5年前、今日と同じような集会とデモが終わり、事務所に帰ってきた直後の2時45分に大地震が起こりました。東北地方が大変な状況になっているのをテレビで見てびっくりしたのをいまでも覚えています。あれから、5年、いまだに多くの方々が避難生活を余儀なくされています。なかでも福島は約10万人の方々が先の見えない避難生活に苦しめられています。復興や原発事故の原因究明は、まだまだ道半ばにあるのにもかかわらず、安倍政権は復興支援の打ち切りや原発再稼働をどんどんすすめています。
 ところが、昨日、大津地裁が高浜原発3号機・4号機の運転差し止めを命じる仮処分の決定を下しました。決定では「福島原発事故の原因究明は道半ばだ」として、「原因究明を徹底的におこなうことは不可欠だ」指摘しました。また、再稼働の口実にしている原子力規制委員会の新規制基準そのものにも疑問を投げかけました。
私は画期的な判決だと思いました。しかし、この仮処分決定を受けて感想を問われた菅官房長官は、いまだに「世界で最も厳しい規制基準だ」と言いました。安倍首相もオリンピック誘致のIOC総会で「福島の汚染水は完全にブロックされている」と世界に向かって言いましたが、事実とまったく違うことを平気で言うなんて、人間として許されるものではありません。
 明日は3・11からまる5年となりますが、安倍政権の暴走につぐ暴走を見ていると早く退陣させ、新しい日本をつくっていかなければとの思いを強くしています。、