「さよなら原発枚方の会」の宣伝に参加

 「さよなら原発枚方の会」は、毎週金曜日におこなわれている官邸前の「原発ゼロ」の集会に呼応して、毎月、第1、第3金曜日に、枚方市駅前で宣伝を夕方におこなっています。 今日は、この宣伝に参加し、街行く人にビラを配り、マイクを持って訴えました。
もう、まもなく東日本大震災福島原発事故から4年を迎えようとしています。4年前、重税反対全国統一行動、枚方・寝屋川合同集会に参加し、パレードが終わって事務所に戻ったら、グラグラと揺れを感じましたが、それが東日本大震災地震だったのです。もう、あれから4年の年月が経とおうとしています。
 安倍政権は、福島原発事故から4年を節目にして、福島の切り捨てと原発再稼働を一体に押し進めようとしています。事故から4年経っても、福島ではてまだに12万人の方々が、先の見えない苦しい非難生活を強いられています。長引く避難生活による「震災関連死」は、福島県で1800人にのぼり、大震災の直接死の1603人を大きく上回っています。さらに、福島原発では、漏れ出す汚染水を食い止めることができず、深刻な事態が続いています。事故収束のめどさえたっていません。にもかかわらず、安倍政権は、商工業者の営業賠償を打ち切り、避難している住民の慰謝料の支払いを打ち切ろうとしています。こんなやり方絶対に許されるものではありません。   
 さらに、安倍政権は、福島の「切り捨て」と一体に、原発再稼働をすすめようとしています。真っ先にねらっているのが、鹿児島の川内原発と福井の高浜原発です。すでに、原子力規制委員会は「新規制基準」に適合しているという「審査書」を決定しました。しかし、火山の巨大噴火や活断層の問題、原発の集中立地の問題など、まったく検討されていません。避難計画はずさんで実効力がなく、住民の命をまもることはできません。絶対に原発再稼動を許してはなりません。
 福島原発事故以降、原発は次々と停止し、「原発稼動ゼロ」の状況が500日以上続いています。これは原発ゼロを求める世論と運動の力によるものです。安倍政権の原発再稼動という暴走を止めるために、引き続き、全力をあげます。