枚方交野民主商工会婦人部総会に来賓として出席 

 枚方交野民主商工会の第40期婦人部総会に来賓として出席し、あいさつさせていただきました。この間、婦人部でとりくんでこられた運動に「所得税法56条の廃止を求める」とりくみが報告されました。自営業者は配偶者とその家族が事業に従事したとき対価の支払いは必要経費に算入しないという所得税法第56条によって、働き分を認められず、事業主の所得から控除される働き分は、最高で配偶者が86万円、その他の家族が50万円と最低賃金にも及びません。そのために、「休業保障や失業給付などが全くなく」「交通事故にあった場合の保障日額が主婦が5700円に対し、家族従業者は2356円しかない」など不利益を受けています。このような家族従業者の苦境を放置できないと奈良県三重県など8県議会を含む全国381の自治体が国へ廃止を求める意見書を提出しています。大阪では17自治体にとどまっており、交野市では採択されましたが、大阪府枚方市では採択されていません。この運動を強めようということが総会で確認されました。
 午後からは東京都江東区夢の島公園で開催されている「第41回赤旗まつり」での志位委員長の「記念講演」を、インターネット通信で視聴しました。講演のなかで9月に開催された「アジア政党国際会議」と10月の日韓・韓日議員連盟総会の報告には、感動しました。志位委員長の提案が共同声明に盛り込まれるなど、安倍政権の軍事一辺倒の外交、過去の侵略戦争と植民地支配を美化する外交との対比で、日本共産党の野党外交が世界とアジアの本流だということが浮き彫りになった講演でした。元気をもらいました。

(11月1日の赤旗まつりの様子)