枚方交野生健会年次総会開かれる

 今日、午前、枚方交野生活と健康を守る会の第12期年次総会に来賓として参加し、連帯のあいさつをさせていただきました。
 今回の総会では、全大阪生活と健康を守る連合会会長の大口さんから「生活と健康を守る会の運動と歴史」について講演があり、大変勉強になりました。生活と健康を守る会の目的と存在意義について、3つの角度から話がありました。第1は、貧困からの解放と憲法25条の生存権の確立、つまり人間らしく生きる権利を確立するという生活と健康を守る会の目的です。第2は、貧困の恐ろしさについてです。貧困は社会から孤立し、人間性を失ってしまう。つまり、社会・教育・企業・親族・自己から排除されてしまうという恐ろしさをもっていることです。第3は、生活と健康を守る会の存在意義は、社会参加と人間性を取り戻すことです。連帯の大切さを実感してもらうことだと話されました。
 また、生活と健康を守る会の歴史については、1949年に柏花健康を守る会が結成され、診療所づくりやくみ取り監視団の活動から始まり、それが翌年に「生活を守る会」に発展し、1953年に大阪生活と健康を守る会の前身「全大阪連絡会」が結成し、1965年に、「生活を守る会」と「健康を守る会」が方針上統一して、1967年に現在の生活と健康を守る会の運動が確立されたという話でした。そこには、さまざまな要求運動がとりくまれ、現在に発展してきたわけです。生活と健康を守る会の存在意義と歴史がよくわかる話でした。

連帯のあいさつをするおりぐち勲