どうなる医療・介護総合法シンポジウムが開かれる

 昨日、日本共産党枚方市会議員団主催で、「どうなる医療・介護総合法シンポジウム」が開催されました。たくさんの方々に参加をいただきました。基調講演は、日本共産党中央委員会、経済・社会保障政策委員会副責任者の谷本諭さんのお話でした。総合法で医療や介護がどのように改悪されるのか、わかりやすかっただけでなく、今後の展望を示す話には、感銘しました。
 特に、医療・介護総合法の実施は、来年の4月となっていますが、市町村の判断で最大2年間、遅らせることができるという法律です。その間は、現行制度を維持することができます。ですから、枚方市へ2年間、実施を延長させていく運動が大事になってきます。そして、2年の間には地方選挙や国政選挙があります。その間に、安倍政権を打倒できれば、廃止させる展望が開けます。
また、本人が希望しているのに、要介護認定をうけるのを妨害したり、介護サーピスを打ち切る権利侵害が横行します。要介護認定をうける権利を守り、介護サービスを打ち切る権利侵害とたたかうことが重要だということです。
 さらに、特養ホームへの入所を限定しても、「介護難民」の深刻な実態は何も変わりません。特養ホームの抜本的増設を求めるたたかいを発展させることが大切です。私の母も85歳で、現在要介護2です。医療や介護など社会保障の拡充へ全力をつくさなければと、決意新たにしました。

講演する谷本諭さん