集団的自衛権行使容認の閣議決定に抗議の宣伝

 昨日、安倍政権は、多くの国民が反対している集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行しました。閣議決定の報道を聞き、直ちにビオルネ前で抗議の宣伝行動をおこないました。この宣伝行動には、日本共産党枚方市会議員団、のぐち光男前市会議員、松村ひろし党市くらし・雇用対策部長も参加しました。
 憲法9条を踏みつけにして、勝手な解釈で集団的自衛の行使を容認する閣議決定に、市民の反応はいつもと違う感じがしました。特に、ビラの受け取りがよく、「頑張って」と声をかけてくださる方もありました。
 閣議決定では、日本に対する武力攻撃がなくても、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される「明白な危険」がある場合には、武力行使ができるとしている。
 これについて、政府は「従来の政府見解における基本的な論理の枠内で導いた論理的帰結」と言っていますが、これは詭弁です。1972年の政府見解の一部をつまみ食い的にしていますが、この時は、「集団的自衛権の行使は、憲法上許されない」という「論理的帰結」を導き出しています。今回の政府見解は、従来の政府見解の「基本的論理の枠内」どころか、それを土台から覆す、乱暴きわまる解釈憲法であることは明白です。
 閣議決定が強行されたからと言って、自衛隊を動かれるわけではありません。法整備が必要となってきます。ですから、たたかいはこれからです。「閣議決定」の撤回を求めるとともに、「閣議決定」の具体化を許さないたたかいが重要です。
引き続き、全力をつくす決意を新たにしました。