国保料・介護保険料引き下げを求める宣伝に参加

  枚方国保料・介護保険料引き下げを求める会は、6月17日から27日までの9日間(土・日を除く)市役所前の緑道で、宣伝・署名活動をおこないました。9日間で1200筆を超える国保料・介護保険料の引き下げを求める署名が集まりました。
  私も最終日、宣伝・署名活動に参加しました。比較的多くの方が署名に協力して下さいました。ある女性の方は、「消費税はあがるし、年金は下がる。これでは高すぎる国保料や介護保険料は払えない」と言って署名に協力してくれました。そして、「なぜ、こんなに保険料が高いのですか」と質問を受け、根本には、国が国庫負担を大幅に減らしたからだと説明しました。本来、国が命を粗末にする悪政を進めたら、地方自治体が市民の命と暮らしを守る防波堤としての役割を果たさなければなりません。ところが、枚方市のやっていることは、一般会計から国保会計への繰り入れを減らし、国保料の滞納者にたいして、保険証を取り上げたり、滞納を理由にわずかばかりの貯金や年金を差し押さえたりしています。やっていることが逆立ちしています。
 大飯原発の再稼動差止め裁判の判決では、「人格権を超える価値を他に見いだすことができない」と述べましたが、人の命が一番という立場に立てば、保険証の取り上げや、貯金・年金の差し押さえはできないはずです。そういうことをやっているということは、人の命より金が大事という姿勢に立っているということです。もっと、憲法の精神をしっかりと学ぶべきではないでしょうか。
 国保料・介護保険料引き下げを求める宣伝活動の後、枚方の各地で「集団的自衛権」の問題などで、街頭で訴えました。

国保料・介護保険料引き下げを求める宣伝

集団的自衛権の問題での宣伝