道理も大義もない「大阪出直し市長選挙」に反対

今日、午後宣伝カーに乗車し、「大阪出直し市長選挙」の問題を街頭から訴えました。「大阪都」構想がゆきづまるなか、橋下市長は市長を辞職し、「出直し市長選挙」に出馬すると表明しました。この「出直し市長選挙」には、何の道理も大義もありません。仮に、橋下市長が再選されても、法定協議会の20人の委員の構成は変わりません。橋下市長と松井知事以外の委員は、議会から推薦されて委員に就いています。市長選挙をやっても議会の勢力分野が変わらないわけですから、何の意味もありません。6億円もの税金を使って、何のために選挙をやるのか、到底理解できません。
 しかも、橋下市長は「再選したら、『大阪都』構想に反対してる、自民・民主・共産を「法定協議会」から追い出す」と言いましたが、そんなことができるはずがありません。自分の思い通りにならないからと、選挙をもてあそぶやり方は、許されるものでありません。
 日本共産党は「維新政治打破」の幅広い共同を大切にする立場から、独自候補を擁立するという立場はとらず、さらなる共同を広げていくという見地にたっています。今日は、こうした立場を街頭からしっかりと訴えました。