府議団の申し入れ・要請に参加

日本共産党府会議員は昨日、松井知事宛に「泉北高速鉄道運賃値下げ」「中学校給食への補助拡充と小学校警備員配置補助金の復活」「障害者・福祉団体への補助削減の検証と復元」を要望し、懇談しました。そこに私も参加しました。
 泉北高速鉄道の運賃値下げは、利用者の切実な願いになっています。昨年12月に、松井知事が提案した米投資ファンドローススターへの売却案が府議会で否決されましたが、ローンスターが示した運賃値下げは、わずか10円です。南海電鉄は80円の値下げを示していました。
 鉄道事業は、地域住民の生活に欠かせないものであり、安全で安定した利用者負担の少ない経営を行うことが望まれます。
 中学校給食への補助拡充では、ランニングコストについて、国負担の抜本的拡充を求めるとともに、府としても補助を行い市町村の軽減をはかることや、「全員喫職」を基本とし、就学援助の対象とするように市町村に働きかけるなど、とういう要望です。
 また、橋下前知事のもとで廃止された小学校警備員を配置するための府補助金を復活し、政令市も対象にする、という要望です。府の補助金が廃止されても、その必要性から35市町で独自に警備員が配置され、40市町村で安全設備が設置されるなど対策が講じられていますが、市町村の負担となったために、警備員の配置時間が短縮されたり、警備員が配置されなくなった市町村も存在します。それだけに、大阪府のイニシアチブが必要です。
 障害者・福祉団体などへの補助削減・廃止も、障害者や高齢者などの地域での生活に多大な被害をもたらしてかをしっかりと検証し、必要なものは復元することが求められています。