府議団といっしょに、府教委に申し入れ

 日本共産党府会議員といっしょに、「35人学級の拡大と臨時教員の処遇を求める」要望書を府教委に提出し、懇談しました。要望項目は4つです。


 1 35人学級を小学校3年から中学校3年まで広げる年次計画を策定し、段階的に
実施する。
2 教員採用試験時の〝講師経験者枠〟を増やし、経験ある臨時教員を正規教員とし
て採用する数を増やす。

 3 臨時教員を再度任用する時も、社会保険を継続するよう改善する。

 4 公立高校学区制撤廃にともなう、生徒の学習・生活状況や、通学時間・経済的負
担、中学校での進路指導などへの影響を、具体的に検証する。全日制普通科高校
の2回入試制度についても検証をおこなう。


 政府の2014年度予算案では、少人数学級の拡大を計上しませんでした。
それだけに、大阪府の役割が重要になります。懇談で府教委は、「国の改善が基
本。35人学級か習熟度別が効果なのか検討する」と述べました。しかし、いじ
めや校内暴力、基礎的な学力不足が指摘されているなかで、国待ちならず、府
としても少人数学級にとりくむことはまったなしです。
 一歩でも二歩でも政治を前にすすめるために、引き続き、奮闘してまいりま
す。

府教委への申し入れ

府教委との懇談