4日間、第26回党大会に参加して

日本共産党第26党大会が15日から18日まで、伊豆の学習会館で開催されました。私も党大会の代議員として、4日間参加しました。党大会参加は今回が2度目です。前回は1997年に開催された第21回党大会でした。
 伊豆の学習会館は山の一番奥にあり、伊豆多賀から歩いて40分ぐらいかかり、まさに軽い登山という気分です。空気の澄んだ山道を歩き、周りにはみかんの木がたくさんあります。
 第21回党大会は「「自共対決」対決こそ、日本の政治対決の主軸と位置づけ、政治路線の対決だけではなく、政治的力量のうえでの対決になりつつあると述べ、21世紀の早い時期に民主連合政府を」という方針が打ち出されました。発言では、こうした方針を歓迎し、そこへ向けての決意とロマンが語られました。
今回の大会では、第3の躍進の始まりというべきなかで開催された大会でした。そして、第3の躍進の本格的な前進や民主連合政府に向けた決意やロマンだけではなく、実際にきりひきつつある多くの経験が代議員の発言で語られました。特に、世代的継承の問題では、倍化や5倍化している経験、派遣切りや雇い止めされた若者が、そのたたかいのなかで党に入党し、専従や候補者になっている経験が、全国津々浦々で広がっている状況がよくわかりました。そういう意味では、民主連合政府へ向かう転換点とも言える大会だったと思います。この全国の経験に学び、とりわけ第3の躍進の本格的な流れをつくる第1関門であるいっせい地方選挙で必ず勝利を勝ちとらなければならないと決意して、伊豆の学習会館をあとにしました。
 党大会では志位和夫委員長の続投と山下よしき新書記局長が選出されました。

 第26回党大会会場

 不破哲三社会科学研究所所長と

 清水ただし党府副委員長と