消費税導入から26年、8%への引き上げストップへ

消費税が導入されてから昨日で26年を迎えました。導入時は3%の税率で社会保障をよくするためという「うたい文句」でした。しかし、この26年間、何一つ良くなった社会保障はありません。厚生年金の支給開始年齢は60歳でしたが、いまは65歳支給。将来は70歳ぐらいまで引き上げることを検討しています。健康保険の窓口負担も消費税が導入される前は1割り負担でした。それがいまでは3割負担です。何一つ良くなった社会保障はありません。
 安倍政権は来年4月から消費税の税率を5%から8%に引き上げようとしていますが、その理由も社会保障のため、財政再建のためと言っています。またもや、同じ手口で消費税増税を実施しようとしています。今回ほど、「ウソとごまかし」がはっきりしている増税はありません。大企業への減税と大型公共事業へのバラマキという経済対策と同時並行で進められているからです。
 昨日は、消費税廃止枚方連絡会で宣伝し、私も参加し街頭から消費税増税中止を訴えました。あきらめず、最後まで奮闘することが大事だと思います。