「ブラック企業は許さない!」交流会

 昨日は、日本共産党枚方・交野地区委員会主催で、「ブラック企業は許さない!」交流会を開催し、たくさんの方に参加をいただきました。
 冒頭、10月に開催された「青年大集会」のDVDを視聴し、そのあと3人の青年からいま働いている職場の実態や友達から聞いた異常な働かせ方を報告してもらいました。「サービス残業」が蔓延している職場 −− 「労働基準法に反しているのでは」と上司に言ったら、「そんなことを言ったのはお前が初めて」という言葉が返ってきたぐらい「サーピス残業」が当たり前になっている職場の実態。また、月、100時間を超える長時間労働を強いられている職場など、若者をボロボロにする働かせ方が浮き彫りになりました。しかし、発言した3人とも、いま働いている職場を大事にしたい。働きがいをもっている。といういうことも伝わってくる報告でした。
 その後、たつみコータロー参議院議員から日本共産党が国会に提出した「ブラック企業規制法案」を中心に、なぜ、この法案を提出したのか、その特徴はどこにあるのかなど、詳しく報告いたしました。いまの労働基準法でも、さまざまな規制があるが、その抜け穴になっている部分を補うものとして提案されていることがよくわかりました。たとえば、長時間労働の規制は、現行法では労使間で36協定を結べば、天井知らずに残業がやれるしくみになっています。「ブラック企業規制法案」では、残業時間は上限年間360時間に規制しています。
 今回の交流会では、会場からもたくさんの質問や自分たちがおかれている実態の紹介があり、有意義な交流会となりました。