昨日、事務所びらきへ

 昨日、山下よしき参議院議員とたつみコータロー党府くらし・雇用対策委員長の事務所びらきがおこなわれました。山下よしきさんとたつみコータローさんの力強い決意表明に、いよいよ、参議院選挙も目前にせまったと実感しました。
 政治をめぐっては、「アメリカいいなり、財界中心」という2つの異常に加え、過去の侵略戦争と植民地支配を美化する異常が頭をもたげてきました。
 安倍総理靖国神社で行われている春季例大祭に合わせ、祭具の真榊を奉納し、麻生副総理をはじめ過去最高の国会議員が靖国神社を参拝し、大きな外交問題に発展しています。
 靖国神社には、戦争を起こした指導者であるA級戦犯が、戦争犠牲者としてまつられいます。靖国神社は、この人たちをどういう立場でまつっているのか、「連合軍の形ばかりの裁判によって、一方的に〝戦争犯罪人〟という濡れ衣着せられ、むざんにも命をたたれた『昭和の殉職者』」という立場でまつっています。さらに、日本の過去の戦争を「自存自衛のための戦争」、「アジア解放」のための戦争と、むきだしの形で「日本の戦争は正しかった」という戦争観を持っています。こうした戦争観では、日本はアジアと世界で生きていく道を失うことになります。戦後の日本の出発点は、過去の侵略戦争と植民地支配の反省にこそ原点があるのではないでしょうか。

事務所開きの様子