新名神高速道路問題でネクスコ西日本と懇談

 昨日、新名神高速道路の問題でNEXCO西日本(西日本高速道路関西支社 新名神大阪東事務所)を訪問し、懇談しました。
 新名神高速道路、八幡ー高槻間は、小泉政権下の2003年に事業が凍結されていました。京滋バイパスができたことによりダブルネットワークとなり、抜本的見直しをはかり、一時中断してもう一回洗い直すということで凍結されていたわけです。ところが、4月20日に国土交通省から新名神の大津ー城陽間の20kmと八幡ー高槻間の10kmの事業許可がおりました。八幡ー高槻間は、平成36年3月末に完成予定です。事業費は約3500億円。現在の状況は5月に入って事務所を立ち上げ、事業のスタートに立ったところです。日程ははっきりしていませんが、これから地元説明会をおこない、地質や測量などの現地調査をおこなうという説明がありました。事業の内容は凍結前と大枠は変わりません。片側3車線の6車線です。
 民主党政権は「コンクリートから人へ」というスローガンを掲げて政権につきました。ところが、自らの公約を次々と破って八ッ場ダムや東京外環道など、大型公共事業を凍結解除しました。そして、自民党政権下で凍結したものまで凍結解除。到底納得のできるものではありません。