昨日、重税反対統一行動の集会に参加

 昨日、枚方・交野民主商工会と寝屋川民主商工会の主催の重税反対統一行動に参加。この集会に参加し、一年前が思い起こされました。昨年の集会は3月11日でした。枚方市民会館大ホールでの集会に参加し、市民会館から税務署までデモをおこない地区委員会事務所にもどった2時46分に未曾有の大地震が起こりました。
 あれから1年経ちましたが、被災地の懸命な努力にもかかわらず、被災者の方の生活と生業の再建はいっこうにすすんでいません。その大きな原因は政府のとりくみがあまりにも遅く、その規模があまりにも小さいものになっているからです。その上、野田民主党政権は、「税と社会保障の一体改革」という名のもとに、被災者の方にも重い負担がのしかかる消費税の税率を10%の2倍に引き上げようとしています。
 1995年に阪神淡路大震災が起こり、その2年後に橋本自民党内閣は消費税の税率を3%から5%に引き上げをはじめとする9兆円負担を国民にかぶせました。その結果、暮らしも景気も財政も大破綻に陥りました。野田民主党政権も同じようなことをやろうとしています。しかも、今回は国民負担の規模が20兆円と1997時の2倍以上です。さらに、1997年の時は、まだ景気が上向きになろうとしていた時でした。いまは日本経済も低迷と後退の状況にあり、国民の暮らしも大変な事態です。この増税計画が実施されれば、暮らしも景気も財政も未曾有の大破綻を招くことは火を見るより明らかです。それだけに、何としても、この増税計画をストップさせなければなりません。

消費税増税ストップを呼びかけてのデモ