2回目の美浜原発の見学

 18日(日)に香里地域後援会のバスツァーに参加。行先は若狭方面、三方五湖を見学した後、美浜原発PRセンターへ向かいました。PRセンターは今年7月についで2回目の見学となりました。
 いま政府は福島第一原発事故について「原子炉が『冷温停止状態』に達し、事故そのものは収束に至った」と宣言しました。しかも、野田首相は「原子炉の安全状態が達成され、大きな不安は解消した。廃炉にむけた段階に以降する」と述べました。
 しかし、溶けた燃料はどこにどんな状態になっているのか、高濃度放射能汚染水はどうやって処理するのかわからないままです。「事故は収束に至った」と言っても空文句にすぎません。福島第一原発がどうなっているのか全体像を明らかにし、必要な対策をとることこそ求められいます。
 福井原発は運転から40年を経過した美浜原発1号や、まもなく40年に達する原子炉が少なくありません。来年はすべての原子炉が定期検査で停止いたします。それだけに「原発ゼロ」にむけた運動が益々重要になってきます。

 美浜原発PRセンター

 若狭の三方五湖