「原発からの撤退、自然エネルギーへの大転換を」のつどいに参加

 7月9日(土)日本共産党大阪府委員会が主催した「原発からの撤退、自然エネルギーへの大転換を」と題した「つどい」に参加。会場は藤井寺市立総合会館大ホールで、原発原子力の第一人者として国会で奮闘する吉井英勝衆議院議員が講演をおこなうということもあり、1400人の参加で熱気にあふれました。
 吉井衆議院議員は、「福島原発事故は二重の人災」だと指摘し、自らの国会論戦を踏まえ、3月11日までとそれ以降の政府と電力会社の対応を批判しました。
 津波による電源喪失の危険を指摘し、押し波で冷却ポンプが不能になるばかりでなく、ひき波では冷却ポンプが働いても海水冷却が不可になり、炉心溶融に至る危険性があることを具体的に指摘し、その改善を政府に求めてきたたと述べました。
 大地震以降では、冷却ポンプが動かなくなった時点で、即座に海水注入をおこなわなかったことが、事態悪化につながったと指摘。こうした安全軽視の根底にある電力会社や原発メーカー、ゼネコンなどの「原発利益共同体」の秘密主義を批判しました。
 その上で、吉井氏は自然エルルギーへの転換の必要性を述べ、太陽光や風力やバイオなど、それぞれの地域にあった自然エネルギー、産業の道をつくろうと呼びかけまのした。