枚方革新懇談の総会に出席

 本日、枚方革新懇談の第23回定例総会が開催され、記念講演を楽しみに出席しました。総会は1時間ぐらいで閉会し、2016年度の運動方針案と予算案を確認し、代表世話人と事務局を選出しました。
 第2部は、元大阪城天守閣館長の渡辺武さんによる記念講演でした。「『戦国ゲルニカ』(大阪夏の陣図屏風)の語るもの」題した講演で、屏風に描かれている戦争の非道さを説明いただきました。
 いま、NHK大河ドラマでは、「真田丸」が放映され、大阪冬の陣・夏の陣が最大のクライマックスとなりますが、どうしても、真田幸村のヒーロー性がドラマの視点になりますが、今も昔も戦争というものがいかに非人間的で、武士だけが殺戮されるわけでなく、何の関係もない庶民が巻き添えにされる。この屏風はそんな点が詳細に描かれています。まさに「戦国のゲルニカ」なのです。
 太平洋戦争が終わって、今年で71年が経ちましたが、日本は再び「きな臭い」道につき進もうとしていますが、こんな危険な道を絶対に許してはなりません。講演を聞いて、平和を守り、憲法を守る決意を新たにしました。

講演する渡辺武さん