川内原発2号機再稼働に抗議宣伝

 昨日、「さよなら原発枚方の会」がとりくんでいる第3金曜日の宣伝行動に参加。
 15日に九州電力川内原発1号機に続いて、2号機も再稼働を強行しました。住民のみなさんの不安の声や「原発ゼロ」の願いを踏みにじる暴挙に他なりません。
川内原発の再稼働については、その前提となっている原子力規制委員会の審査に、さまざまな問題が残されいます。特に火山対策は重大です。
 九州には、カルデラ噴火の跡が数多く残っています。阿蘇山カルデラ噴火によってうまれたカルデラ盆地が有名ですが、川内原発に近い姶良カルデラ噴火跡も有名です。桜島を含む錦江湾北部の海が姶良カルデラ噴火跡です。巨大カルデラ噴火で陸地が沈み海になったと言われています。
 カルデラ噴火は、私たちが経験しているような火山噴火ではありません。数十キロメートルにわたってマグマが噴火し、巨大火砕流が約100キロメートルも離れた地域まで到達します。到達時間は、十数分です。こんな巨大火砕流川内原発を襲えば、壊滅的な被害をもたらすことになります。こんなことを曖昧にしたままでの再稼働は、断じて許されるものではありません。