消費税増税中止に全力をあげる

今日、消費税廃止枚方連絡会の総会に参加。総会は短時間で終わりましたが、その後の講演はたいへん学ぶことがたくさんありました。講師は税理士で京阪パートナーズの戸田伸夫さんです。
 消費税の問題では、「日本はヨーロッパの国々と比べて税率が低い。だから社会保障も充実している」と言われます。たしかに、イギリスは20%、ドイツは19%、フランスも19.6%と高いように見えます。しかし、これらの国々では、非課税や低税率の品目がたくさんあり、生活必需品には税金がかけられていないか、かけられていても低税率です。ですから、日本の国の収入のなかで消費税税収が占める割合は、ヨーロッパの国々と変わりません。日本は税率5%の時、国の収入のなかで消費税税収が占める割合は、22.7%です。5%と言っても、1%は地方自治体の税収ですから、実質4%になります。イギリスは、税率20%で国の収入に占める割合は、25%です。スウェーデンは25%の税率で、国の収入に占める割合は、22.1%です。日本は基本的にすべての品目に消費税が一律にかけられているから、低い税率でも多くの税金を国民は払っているわけです。それが8%に引き上げられ、10%になろうとしていますが、国の収入に占める消費税の割合は、ヨーロッパの2倍近くになってしまいます。表向けの税率でごかされてはならないと思いました。その他に多くのことが学べ、参加して得をしました。
  総会と学習会の後、枚方市駅前で宣伝と署名行動をおこないました。