新名神の件で府に申し入れ、夕方は市民集会に参加

 昨日、「ひらかた新名神を考える」が「新名神高速道路」の枚方市区域についての要望書を、大阪府に提出し、懇談をおこなうということで私も同行しました。
 昨年の4月1日に、当時の前田武志国土交通相新名神の建設凍結解除の方針を突然表明し、現在、測量・整備計画の変更など着工手続きに入っています。昨年の10月には住民説明会がおこなわれ、沿線付近の住民のみなさんを中心に、さまざまな要望や不安の声が「考える会」に寄せられています。大阪府に提出した今回の要望書は、大阪府に関わる住民のみなさんの声を「考える会」がまとめたものです。
 特に、家具団地付近のアクセス道路についての住民の不安・疑問に、大阪府が丁寧に説明するように求めました。このアクセス道路は、掘割方式で通ることになっていましたが、いま構造も含めて見直しをおこなっているとのことでしたので、住民の要望をしっかりと反映するように求めました。

 大阪府庁での懇談の様子

 夕方は、安倍首相の来年4月からの消費税増税表明に抗議する集会が、「消費税廃止枚方連絡会」主催でおこなわれ、そちらに参加いたしました。消費税率が5%から8%へ引き上げられれば、増税規模は約8兆円にのぼるといわれています。安倍首相は3%増税分のうち、2%に相当する5兆円の経済対策を実施すると述べています。しかし、その中身は設備投資や研究開発減税など、大企業減税と大型公共事業のバラマキが中心で、庶民への還元はほとんどありません。「庶民に増税、大企業に減税」という安倍政権への怒りをぶつける市民集会となりました。集会後、枚方市内をパレードし、消費税増税撤回を求めました。

 枚方岡東中央公園での集会