賃上げ・雇用アピールを持って労組訪問

 日本共産党が発表した「賃上げと安定した雇用の拡大で暮らしと経済を立て直そう」という賃上げ・雇用アピールを持って、工業団地や企業団地などの労組を訪問し、共同の申し入れをおこないました。
 春闘も大きな山場を迎えており、日本共産党の提起・国会質問を受けて、安倍総理の経済3団体への賃上げ要請の効果などもあり、一時金としては満額回答などもうまれていますが、賃上げについて厳しい状況があります。企業経営者がいかに日本経済全体の成長のなかで自らの業績の回復をはかるかが問われています。
 一つひとつの企業にとっては、売り上げの減少を賃下げやリストラで乗り切り、当面の利益を確保していることは合理的に見えます。しかし、みんながそれをやれば大きな間違い、合成の誤謬になるわけです。いま、日本経済を立て直す正念場の時期を迎えています。幅広い対話と共同を広げるために全力をつくします。