長尾踏切の改善をJRに要望

 JR長尾踏切は、長尾駅から約100m大阪方面に位置し、府道枚方高槻線と交差する交通の多い踏切です。住民のみなさんから遮断時間が長すぎると苦情が寄せられ、昨年11月に広瀬市議や党後援会のみなさんと実態調査を行いました。すると、朝7時台は13回の遮断があり、1時間のうち33分も閉まっていることが判明しました。
 特に下りについては、電車が長尾駅に到着する前から遮断機が降りており、遮断時間を長くしている原因であることがわかり、改善をJRへ要望しました。
 JRの説明では、長尾駅から約1km手前で電車を感知して、遮断機が降りるシステムになっているとのことでした。「なぜ、長尾駅で電車が停止し、乗降する時間があるのに、約1km手前で電車を感知するシステムになっているのか」質問しましたら、長尾駅に停車しない回送電車が1日に5本あり、それにあわせたシステムになっていることがわかりました。
 回送電車と長尾駅に停車する電車を見分けることができる「かしこい踏切」があり、すでに遮断時間が40分以上の踏切には設置が進んでおり、学研都市線では、未設置は1箇所のみとなっています。この長尾踏切にも「かしこい踏切」を設置して、遮断時間の短縮をはかるなど、住民の要望に応えた対策をとるようにJRに要請しました。
 この申し入れには黒田まさ子府議、広瀬ひとみ市議、横山敏行元市議、地元の住民のみなさん、そして私、おりぐち勲が参加しました。